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3D映像刺激の生体影響評価

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図1図2

近年,テレビや映画、携帯ゲーム機など多様な映像メディアに3D技術が取り入れられており,3D映像を視聴する環境が身近なものになってきています.3D映画を映画館で観た!という方も多いと思います.しかし,3D映像が「新技術」として日常生活に浸透する一方で,いわゆる「3D酔い」や「眼精疲労」などの問題が報告され,3D映像の安全性を検証する研究が必要とされています.全ての人が安全かつ快適に3D映像を視聴できる環境を確保するためには,問題が生じる可能性のある映像機器やソフト,視聴方法のチェックをすることが必要だと考えられます. 私たちのグループでは,3D映像が生体に与える影響について,ρmaxをはじめとした自律神経活動を反映する指標や,立体視をしている際の目の動きに着目した視機能に関する指標を用いて評価する方法を研究しています.

図1は,安静時と映像刺激などの外乱によってρmaxにどのような変化が起きるのかを示しています.血圧と心拍数の相互相関関数の最大値であるρmaxは,血圧が上昇すると心拍数を下げる圧受容器反射の感受性が高いほどその値が1に近づきます.「安静時」は,血圧と心拍数が正常な関係性にありρmaxの値が1に近づきます.しかし,「映像刺激」などの外乱によって,その関係性が乱れるとρmaxの値が下がります.

図2は,実験の様子です.実験では,心電図や血圧などの計測を行っています.3D技術はどんどん進んでおり,実験の環境も,技術の進歩に合わせ改良していくことも大切です.

  1. 同一映像複数回視聴による3D映像の生体影響評価
  2. 3D映像視聴における焦点距離と輻輳距離の矛盾が生体に与える影響に関する研究
  3. 眼球運動を用いた垂直視差による生体影響の評価
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Last-modified: 2018-03-29 (木) 00:06:00 (201d)

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