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「仮想空間における足漕ぎ車椅子の訓練システム」:リハビリテーションシステムの開発

身体の運動機能障害は,脳疾患(脳卒中・脳外傷)・神経疾患や脊髄損傷などによって引き起こされます。特に脳卒中は高齢者に多い病気であるため、高齢社会である日本において脳卒中患者数は今後さらに増加することが予想されます。脳卒中の後遺症の1つとして運動障害(麻痺)があり、下肢や半身の機能が低下・消失してしまった障害者は歩行が困難となります。

現在、私たちは片麻痺患者を始めとした歩行が困難な方のために、バーチャルリアリティ(VR)と足漕ぎ車椅子を利用したリハビリテーションシステムの開発を行っています。

VRとは、コンピュータによって人工的に合成された仮想現実のことであり,VRを用いることで現実には存在しない仮想世界を自分の周りに存在するような感覚を与えることができます。身近なVR技術の例としては,自動車の教習所にあるドライブシュミレーターがあります。近年では、医療分野にも取り入れられており、心理・身体障害の治療や、リハビリテーションの意欲向上等に用いられています。

足漕ぎ車椅子は、従来の車椅子とは違ってペダルが付いており、自転車のように足で漕ぐタイプの車椅子です。片足でも容易に漕げるので、片麻痺の方でも操縦することができます。また、方向転換は車椅子に取り付けられたハンドルを手で操作して行います。

これら2つを組み合わせることで、限られたスペース内で安全かつ楽しく走行訓練及びリハビリテーションを行うことができ、また走行時のデータも簡単に取得することができます。

wheelchair.pngHP_CWCsystem.png
図1 足漕ぎ車椅子図2 足漕ぎ車椅子の訓練システム
  1. サイバー空間内足漕ぎ車いすの走行システムの評価に関する研究
  2. 足こぎ車いすの実走行追体験システムの開発
  3. 下肢3次元モデルを用いた足こぎ車いすの漕ぎ動作特性評価に関する研究
  4. 足こぎ車いすの実走行追体験システムにおける力覚提示手法に関する研究

「足こぎ車いす」の仮想空間での応用(PDF資料)システムはテレビ番組:「サキどり↗特別版 驚きの足こぎ車いす!ふたたび」(NHK総合)(3月19日(月)20:00~20:43(NHK総合))にて放送・紹介されました(2012/3/25)


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Last-modified: 2018-03-29 (木) 00:05:32 (201d)